1-2. 在庫が合っていないと

在庫を正確に把握できていないと、欠品を恐れて過剰在庫に陥りがちなこと。
それにより、資金の流れが悪化することを説明しました。
では、在庫が正確に把握できていないと、日々の業務面ではどのようなデメリットが出るのでしょうか?

まずは、受注時の在庫確認や納期回答業務の非効率さが上げられます。
パソコン画面で在庫は確認できるのですが、信憑性が低いためその画面だけでは判断できません。
営業マンがいちいち、在庫管理部門へ電話で問い合わせるのです。
それを受ける在庫管理部門は、営業部門への対応に忙殺されます。
本来の業務に時間が割けず、ますます管理精度は落ちます。

営業マンがいちいち、在庫管理部門で電話へ問い合わせをするケース

更に、営業マンが倉庫へ行き、在庫を確認しているケースすらあります。
当然、営業部門の非効率さは言うに及びません。
営業部門が倉庫へ出入りすることが日常的になると、
「在庫の置き場所が分からず、実際は在庫があるのに欠品だと回答してしまう」
「手続きを踏まずに、営業サンプルとして勝手に持ち出した」

といった混乱状態に陥りがちです。

営業部門が日常的に倉庫へ出入りすると・・・

 

このように、在庫が合っていないと、資金面だけでなく、業務面でもデメリットは大きいのです。