4-2. ピッキングリストの効能


illust4_2_1_new4.gif■ ピッキングリストとは

皆さん、ピッキングと聞いて何を思い出されますか?
一般の方なら、盗難やギターの演奏方法を連想されるのではないでしょうか。

しかし、物流分野でピッキングと言えば「出荷指示に従い、アイテムを保管場所から取り出して(ピックして)揃えること」を指します。
出荷作業の中で、もっとも時間を要する工程であり、このピッキング作業の効率化が、倉庫内作業の効率化に大きく影響します。

そんな大事な「ピッキング作業」を支援するのが、ピッキングリスト
ピッキングリストには、作業者が迷わないように、各アイテムの保管場所(ロケーション)を明記し、誰でも効率的なピッキング作業ができるようにします。

更に、ロケーション順に明細順を並び替えれば、より効率的な道順(=導線)で作業が進みます。
こうしたリストを「一筆書きピッキングリスト」と呼ぶこともあります。

■ ピッキングリストの種類

ピッキングリストは、大きく2種類に分けられます。

  • シングルピッキングリスト
    オーダー単位でピッキングします。
    一般的なピッキングリストと言えます。
    納品書にロケーションが表示されている様なレイアウトです。
  • トータルピッキングリスト
    複数のオーダーをまとめてピッキングする場合のリストです。
    まとめてピッキングする為、その後仕分けを行う必要があります。
    ・倉庫が広い(まとめてピックする効果が大きい)
    ・扱い品が小さい(まとめてピックしやすい)
    ・出荷先が毎日決まっている(仕分け場を用意しやすい)
    といった条件が揃った現場で、効果的です。
    スーパーやホームセンターなどへ出荷する倉庫で多くみられます。

■ フリーロケーションでのピッキング時の注意点

4-1.で紹介した、ロケーションに関する3つの運用方法のうち、フリーロケーション運用では、ロケーション毎の在庫状況から出庫計画することで、ピッキングリストを発行します。
その為、在庫情報が正しくなければ、指示されたロケーションに取りに行っても、在庫が無い、ということが多発します。
フリーロケーション運用を行う場合は、ロケーション別の在庫情報をしっかりと合わせて運用して下さい。

(なお、固定ロケーションやダブルトランザクションでは、出庫すべき場所が決まっており、少々在庫がずれても、すぐには作業に支障は出ません)

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suitekun_w105.gifピッキングリストは倉庫業務を支援する為のリストです。一般的なERPや基幹システムでは、発行されないケースも多いもの。
弊社が提供する 「在庫スイート3」は、全てのエディション( LE/LH除く)でピッキングリストの発行が可能です。ご興味のある方は、弊社サイトも合わせてご覧ください。

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